第10回作業療法神経科学研究会学術集会開催のご案内

第10回作業療法神経科学研究会学術集会

会長 石岡俊之 (神戸大学)

このたび、2025年7月12日（土） に、「第10回 作業療法神経科学研究会 学術集会」 を KOBE Co-CREATION CENTER（神戸市） にて開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。

今回の学術集会では、「学際的視点による人間理解の再構築：過去から学び未来を拓く10年」 をテーマに掲げ、特別講演（2題）、指定討論、および一般演題を予定しております。本研究会は、「人を対象とする学問の発展」 を目的として2014年に設立され、昨年で10周年を迎えました。今年から次の10年に向けた新たな活動を開始するにあたり、本学術集会が今後の指針となることを願い、準備を進めております。

特別講演

• 特別講演1: 月浦 崇 先生（京都大学 大学院人間・環境学研究科 教授）
• 特別講演2: 阿部 修士 先生（京都大学 人と社会の未来研究院 教授）

両先生は、認知神経科学研究の第一人者であり、fMRI などのニューロイメージング研究のみならず、神経心理学的アプローチや臨床研究にも精通されています。本講演では、お二人の最先端の研究成果と、「人を理解する」ための新たな視点についてご講義いただきます。

指定討論

「個々の特性を知る、セラピストとの関係による効果を知る：個々の特性を活かした介入に向けて」 をテーマに、以下の先生方をお迎えし、会場の皆様と活発な議論を交わしたいと考えております。

• 月浦 崇 先生（京都大学）
• 阿部 修士 先生（京都大学）
• 伊藤 文人 先生（東北大学／本研究会理事）

ご参加のお願い

本研究会は、臨床の療法士のみならず、人を対象とする学問の研究者が一堂に会し、互いに有益な知見を交換する場として設立されました。今回は初めての神戸開催となりますが、実りある学術集会となるよう準備を進めております。

ぜひ、多くの皆様にご参加いただき、活発な議論が展開されることを願っております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。